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別居後の同棲は破綻原因ではないとし、離婚請求が認められた事例

★事案
昭和46年 最高裁

太郎と花子は昭和33年3月に挙式し、同年4月に婚姻届をなし、同時に花子の父と母と養子縁組をした。太郎は結婚後、花子の父の仕事を手伝っていた。
花子の父は、太郎の親族をののしり、太郎に対しては男色的行為を強要し、太郎がこれを避けると太郎をいびり、夫婦関係にまで干渉した。花子も、花子父の言動に同調追随した。
昭和35年12月に長男が生まれたが、太郎は昭和36年1月に家を出て、花子と別居した。 太郎は、昭和38年1月に離婚の訴えを提訴
太郎は、昭和42年10月ごろから、良子と同棲をして夫婦同様の生活を送り、昭和43年10月には良子との間に女児が生まれた

★判決
裁判所は、
「太郎は、花子との間の婚姻関係が完全に破綻した後において、良子と同棲し、夫婦同様の生活を送り、その間に一児をもうけた。この事実関係において、その同棲は太郎と花子との間の婚姻関係を破綻させる原因となったものではないから、これをもって離婚請求を排斥すべき理由とすることはできない」とした。

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