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離婚雑学

重婚的内縁

あまりなじみのない言葉ではありますが、不貞が長期化して、日常化したことを指すと思っていただければよいと思います。
夫が妻の元を去り、愛人と暮らし始めた場合がこれにあたります。(もちろん逆の場合もありえます)。夫と愛人は共同生活をしているので、内縁関係といえるのですが、夫は本妻と正式に離婚をしていないので、重婚ということになってしまうのです。

以前は、「重婚的内縁=公序良俗に反するもの」とし、裁判では一切の法的な認知はなされませんでした。しかし、この考えに基づく、愛人という立場ではあるものの、妻のいる男性と共同で生活をし財産を築いた場合、その男性がある日突然、本妻の元へ帰ってしまった場合などに、愛人側に一切の金銭的請求が認められないことになります。

愛人関係は倫理に反するので法的保護は認めないという考えは、一見倫理的な考えにみえますが、男性側にのみ都合の良い結果となる恐れがあったのです。 そういった考えから、近年では裁判所でも、重婚的内縁関係にあっても、内縁関係と同等の保護を与えられるという考えになってきています。

だからといって、重婚的内縁関係が倫理的に問題があることには変わりはありません。